福禄寿整骨鍼灸院

福禄寿整骨鍼灸院外観の写真
〒289-1326
千葉県山武市成東156-1
TEL:0475-82-8300
e-mail:fukurokuju@hb.tp1.jp
診療時間
9:00~12:00
16:00~19:30
※水曜・土曜は18:00まで
休診日
木曜・日曜・祝祭日
院長 市原正雄 プロフィール
千葉県立成東高校・拓殖大学・東京医療専門学校卒業
平成元(1989)年:柔道整復師資格取得/平成3(1991)年:鍼師、灸師資格取得/平成10(1998)年:日本構造医学研究所基礎課程修了
現在日本構造医学会、日本スポーツ整復療法学会会員。趣味として鹿島神傳直心影流剣道に汗を流す傍ら少年剣道を指導中。

治療について

 当院の治療についての考え方を、局所冷却運動療法歩法の3点に分けて解説いたします。


局所冷却

 人間の体はホメオスターシスと呼ばれている体温を一定温度(36.0度前後)に保つ機構が備わっています。その為、全身に血流、リンパ流、などがあります。
 また、寒い時などにぶるぶる震えることで筋肉が動いて発熱させたり、皮膚を擦って摩擦熱を起こさせもして一定温度に保とうとしています。車でいうエンジン温度を一定に保つためのラジエター、ウォーターポンプ、エンジンオイルなどです。
 局所に外から衝撃が加わり打撲、捻挫、骨折などのように傷めるとそこにエネルギーが溜まり発熱します。そうなると体は危険を感じ痛みを発します。
 また少しずつ痛めた場合不快感、痺れ、鈍痛などを感じるようになります。ちょうど車がオーバーヒートを起こしそうな焦げ臭い状態です。
 体の構造で特に関節は各方向にスムーズに動かせるために非常に滑らかな関節面を形成しています。周辺には関節包がありそこに水が貯留されています。関節内に異常が起こり温度が上昇すると貯留されている水量が増加し関節面の破壊を防ごうとします。このことを一般的には水が溜まると呼んでいます。車には水温計、油圧計などが取り付けられ異常温に至らないよう確認できるようになっています。私たちの体に計器はありませんが痛みが赤信号として危険を知らせたり、腫脹、鈍痛、痺れなどにより黄色信号として注意を訴えたりします。
局所冷却のイメージ写真 人間は動物であり絶えず継続的に動いています。障害を受けた場合、先ずは局所を冷やすことが第一選択です。暖めることは自分自身で気持ちがよくなり一時的に痛みが和らぎ良くなったと思いがちですが局所ではオーバーヒートを起こしている状態ですから限界を超えると痛みが増加し症状をこじらせてしまいます。

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運動療法

 傷害を治す力はどこにあるのでしょう。薬の好きな人は服用すれば良いと思いますが副作用もあります。私は授かった体を上手く使うことによる「自然治癒力」を引き出すことによって治すことができると思っています。
 赤ちゃんは生まれてから環境に順応するため体が非常に柔らかくしなやかです。成長に伴い環境に順応していく過程で筋肉がつきがっちりした体になります。立ち上がり歩き始めた頃はよく尻餅をついたり、転げたりしながらも歩行できるようになります。傷害を受けても体が柔らかく自然治癒力が働きすばやく順応して痛みが感じられなくなっていきます。
 成長過程においてそれぞれが獲得していく環境による順応は信じられないほど差が出てきます。例えばスポーツをすることによって獲得する運動能力、柔軟なトレーニングによって達成されるバレリーナ、修行によって会得されるヨガの不思議な能力、など多彩な人間になるように順応しながらすくすくと成長していきます。
 また体を動かさず背中を丸めてゲームに明け暮れた場合当然ながらゲーム能力は向上されるでしょうが背中が丸くなり老人体型となって運動能力の低下した人間になっていきます。
 体はこのように個人の感覚とは一致せず時間の経過と共に自然環境に順応していきます。体を支えている構造において特に関節は使わないでいると知らず知らずのうちに錆び付き始めていきます。自然治癒力も個人差があり傷害の程度によってさまざまな状態がありますが運動療法をすることによって能力の低下した関節を中心とした局所を動かし体の錆を落とすことによって治癒力を向上させることが出来ます。

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歩法

 日本には武道の足捌きなど型、口伝などによって伝承されている歩き方があります。最近メタボなど生活習慣病といわれる言葉をよく耳にしますがそのほとんどの人が歩いていません。人にとって歩くというのは食事をするのと同等に必要なことです。
 人間の進化の過程において狩猟、農耕生活から産業革命によって機械化が起こりました。自転車、電車、車、飛行機など交通手段の発展に伴い現在の日本での生活様式は急激に変化しています。その為、移動距離は長く時間の短縮が可能となりましたが歩行しなくなりました。
 同じように足についても素足からわらじ,草履、下駄、靴と履物が変わってきています。この履物の変化が現すように近代化され足元が覆われました。履物が変わったことにより足の形が退化してきています。偏平足、外反母趾などにより思いもつかないような傷害に影響してきています。欧米などの長期靴文化圏においては膝から足までを専門に診断する医療もあります。
  現代日本では子供に習い事をさせる家庭が多くあります。車での送迎に始まり自転車に乗ったりして歩かない生活環境での水泳、楽器演奏、球技スポーツなど多種多様です。しかし歩行しないことが体の成長について悪影響がありますとはあまり詳しく知らされてはいません。子供の成長については注意深く観察する必要があります。
 高齢化社会を迎え介護問題がクローズアップされてきました。痴呆,癌、各臓器疾患、医療費高騰も叫ばれています。歩行することにより各疾病の再発率が減少するデータが発表されています。歩くだけで改善されるというデータ発表に裏づけされた単なる歩行だけでなく、武道の奥義として伝わる歩法を取りいれ自然治癒力を向上させる効果的な理想歩行を行うことを勧めています。

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